五街道とは?
ごかいどう
五街道とは、江戸幕府が整備した江戸を起点とする五つの主要街道で、東海道・中山道・日光街道・奥州街道・甲州街道からなります。
五街道(ごかいどう)とは、江戸幕府が江戸(現在の東京)を起点として整備した五つの主要な陸上交通路の総称です。幕府は道中奉行を置いてこれらの街道を直接管理し、参勤交代・宿場制度・宿継ぎ制度などを整備して全国統治の基盤としました。
五街道の内訳は次のとおりです。
- 東海道:江戸・日本橋から京都・三条大橋まで、太平洋側を経由する最も重要な幹線道路
- 中山道:江戸から内陸の山岳地帯を経て京都へ至る道。六十九次の宿場が置かれた
- 日光街道:江戸から日光東照宮へ向かう道。徳川将軍家の聖地への参詣路
- 奥州街道:日光街道と並走して宇都宮まで同じルートをたどり、そこから東北方面へ続く道
- 甲州街道:江戸から甲府を経て信濃国へ至る道。有事の際の将軍の避難路という側面もあった
五街道には一定間隔で宿場が設けられ、本陣・脇本陣・旅籠などの施設が整備されていました。江戸時代の物流・人流を支えたこの街道網は、近代の鉄道網の先駆けとも言える存在であり、現在も多くの区間が国道や主要道路として利用されています。
使い方・例文
歴史の授業や時代劇で参勤交代の場面が描かれるとき、大名行列が歩くのは五街道のいずれかであることがほとんどです。
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