幕府とは?
ばくふ
征夷大将軍を頂点に武士が政治の実権を握って統治した、武家政権の政庁・統治機構のことです。
幕府とは、征夷大将軍を首長として武士が政治の実権を握り、全国の武士や領地を統率した武家政権の政庁、およびその統治機構を指す言葉です。本来「幕」は出征中の将軍が張る陣幕を意味し、そこから将軍の政庁全体を指す言葉として使われるようになりました。
日本史上、幕府と呼ばれる政権は源頼朝が開いた鎌倉幕府、足利尊氏が開いた室町幕府、徳川家康が開いた江戸幕府の3つが代表的です。いずれも朝廷から征夷大将軍に任じられた武家の棟梁が、御家人や大名など配下の武士を統制しながら、土地の支配や軍事、裁判などの実務を担いました。朝廷は形式上存続しましたが、実際の政治や軍事の主導権は幕府側が握る「武家政治」の時代が、鎌倉時代から江戸時代末期の大政奉還まで長く続きました。
江戸幕府が大政奉還で政権を朝廷に返上したことで、長く続いた幕府による統治の時代は終わりを迎え、明治政府による中央集権的な国家体制へと移行しました。
使い方・例文
「江戸幕府は260年余り続いた」のように、特定の武家政権の存続期間や政策を語る際に使われます。
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