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陣幕とは?

じんまく

陣幕とは、戦場で武将の陣地を囲って敵の視線や風を遮るために張り巡らされた幕のことで、家紋などが染め抜かれていました。

陣幕(じんまく)とは、合戦の際に武将や大名が自陣を区切るために周囲に張り巡らせた幕のことです。陣所(本陣・軍議の場)を取り囲むように設置され、外部からの視線を遮り、風や砂ぼこりを防ぐ実用的な役割を持っていました。

陣幕には武将の家紋や家の紋様が大きく染め抜かれており、自軍の陣地を示す標識としての機能も果たしました。素材は麻・木綿などの布が使われ、白・黒・紺・金など家によってさまざまな色や配色が用いられました。大きな陣幕を整然と張り巡らせることは、武将の威信や軍の組織力を示す意味合いもありました。

陣幕は武具・兵具の一つとして大名道具(武具・甲冑類)に数えられ、藩の重要な財産として管理されました。現代では博物館美術館に所蔵・展示されているほか、時代祭りや大河ドラマのセットなどで再現された陣幕を見ることができます。

また比喩的に「陣幕を張る」という表現は、ある場所を自分の縄張りや勢力範囲として確保することを意味します。

使い方・例文

NHKの大河ドラマや戦国時代をテーマにした映画では、本陣周囲に家紋入りの陣幕が張り巡らされた場面がよく登場します。

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