甲州街道とは?
こうしゅうかいどう
甲州街道は江戸時代に整備された五街道のひとつで、江戸・日本橋から甲斐国(現在の山梨県)を経て信濃へ至る幹線道路です。
甲州街道(こうしゅうかいどう)は江戸幕府が整備した五街道のひとつで、江戸・日本橋を起点とし、内藤新宿・高井戸・八王子を経て甲斐の甲府城下に至り、さらに信濃の下諏訪宿で中山道に合流する全長約212kmの街道です。
戦略上の重要性が高く、徳川家康が武田氏の旧領を押さえるために整備したとされます。沿道には38の宿場が置かれ、笹子峠・小仏峠などの険しい山越えを経ながら東西の物資・人流を支えました。
主要な宿場と特色は以下の通りです。
- 内藤新宿(現・新宿区):江戸四宿のひとつで最大の宿場
- 八王子宿:絹の集散地として経済的に繁栄
- 大月宿・猿橋:笹子峠の前後に位置する交通の要衝
- 甲府宿:甲斐国の中心・甲府城の城下町
明治以降は鉄道(中央本線)の開通により街道の役割は縮小しましたが、現在でも国道20号がおおむね旧街道筋を踏襲しています。また中央自動車道も並行しており、東京と山梨・長野を結ぶ重要な交通軸です。沿道の宿場町には古い建物や史跡が残り、歴史ウォーキングのルートとして親しまれています。
使い方・例文
「甲州街道の宿場町・小仏を散策し、江戸時代の旅人の苦労を偲んだ」「歴史の授業で五街道のひとつとして甲州街道を学んだ」のように使われます。
この用語をシェア
最終更新: