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有義波高とは?

ゆうぎなみたか

有義波高とは、海面に観測される波のうち波高の高い方から3分の1の波を選んでその平均を取った値で、人が目視で感じる「波の高さ」に近い指標です。

有義波高(ゆうぎはこう、英語:Significant Wave Height、Hs)とは、波浪観測や海洋工学で広く用いられる波高の代表値です。実際の海面には様々な高さの波が混在していますが、有義波高は全波のうち波高が大きい順に上位3分の1の波を選び、その平均波高を算出したものです。

なぜこの定義採用されたか
熟練した観測者が波を目視で評価するときに感じる「波の高さ」が、統計的に有義波高と良く一致することが経験的に知られています。そのため、人間の感覚と対応した実用的な指標として国際的に標準化されています。

計算方法と関連指標
現代では波高の時系列データから統計解析によって求めます。スペクトル解析から求める場合は「スペクトル有義波高(Hm0)」と呼ばれ、実用上はほぼ同じ値となります。関連する指標として最大波高・平均波高・周期なども重要です。

  • 平均波高の約1.6倍が有義波高の目安
  • 最大波高は有義波高の約1.8倍に達することがある

活用場面
気象庁の波浪予報や港湾の設計基準、船舶の航行安全評価、海洋構造物の設計荷重算定など、海に関わる防災・土木・海事分野で有義波高は標準的な設計パラメーターとして使用されています。

使い方・例文

波浪予報で「有義波高3メートル」と発表された場合、実際に海上で出会う最大の波はそれを上回る可能性があり、小型船舶の出航判断の基準として港湾や漁業関係者が注目する指標です。

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