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曲池とは?

きょくち

曲池とは、肘の外側にある経穴(ツボ)で、熱を冷まし炎症抑える作用があるとされる代表的なツボです。

曲池(きょくち)は、手陽明大腸経(LI11)に属する経穴で、大腸経の「合穴(ごうけつ)」に分類されます。合穴とは、気が川の流れのように深く集まる重要なポイントを指し、内臓疾患や慢性病の治療に特に重視される経穴です。

位置は、肘を直角に曲げたときにできる肘横紋(ひじの折り目)の外側端にあります。「曲池」という名は「曲げた肘の水たまり(池)」を意味し、肘を曲げた際にくぼみができることからつけられました。

東洋医学では以下のような幅広い症状に応用されます。

  • 発熱・高熱(熱を外に発散させる清熱作用)
  • 皮膚のかゆみ・湿疹・蕁麻疹などアレルギー性皮膚疾患
  • 肩・肘・上肢の痛みやしびれ
  • 高血圧(血圧降下への応用が研究されている)
  • 腸の機能異常(大腸経に属するため消化器との関連が深い)

現代の鍼灸臨床でも使用頻度が高く、免疫調整・抗炎症作用についての基礎研究も行われています。指圧の場合は肘を軽く曲げた状態でくぼみを確認し、反対側の親指で適度な圧を加えます。温灸(もぐさを使った灸)を据える場合にも頻用される経穴のひとつです。

使い方・例文

花粉症や蕁麻疹など皮膚のかゆみが強いときに鍼灸師が選穴する場面や、発熱時の「熱冷まし」として鍼灸院で治療を受ける際に曲池が使われることが多いです。

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