大腸とは?
だいちょう
大腸とは、消化管の末端部分を構成する器官で、水分・電解質の吸収と便の形成を担う太い腸のことです。
大腸とは、消化管において小腸の末端(回腸)から肛門までをつなぐ約1.5メートルの器官です。小腸に比べて太く短いことが特徴で、盲腸・結腸(上行・横行・下行・S状)・直腸の各部位から構成されています。
大腸の主な働きは、小腸で消化・吸収されなかった食物残渣から水分と電解質を吸収し、固形の便を形成することです。1日に約1.5リットルの液状内容物が小腸から流れ込み、大腸を通過する間に水分が吸収されて最終的に100〜200グラム程度の便になります。
大腸内には数百種類・数百兆個にのぼる腸内細菌が生息しており、これを「腸内フローラ(腸内細菌叢)」と呼びます。腸内細菌は食物繊維を発酵・分解して短鎖脂肪酸を生成し、腸の健康維持や免疫機能に深く関わっていることが近年の研究で明らかになっています。
大腸に関わる代表的な疾患には、大腸がん・潰瘍性大腸炎・クローン病・過敏性腸症候群などがあります。特に大腸がんは日本人に多いがんの一つであり、定期的な内視鏡検査による早期発見が重要とされています。
使い方・例文
食物繊維が不足すると大腸内の善玉菌が減少し、便秘や腸内環境の悪化につながりやすくなります。
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