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捨て駒とは?

すてごま

捨て駒とは、将棋において意図的に相手に取らせることで有利な局面を作り出す、戦略的な指し手のことです。

捨て駒(すてごま)とは、将棋において自分の駒を相手に取らせることで、攻めの形を整えたり、相手の守りを崩したりする戦術的な手筋です。一見すると損に見えますが、その後の展開を計算した上で行われる高度な技法です。

捨て駒が有効に機能する代表的な場面には次のようなものがあります。

  • 突破口を開く:守りを固めている駒を取らせることで、相手玉への攻め筋を作る。
  • 手番を得る:相手が駒を取る一手を強制することで、自分が次の手を続けて指せる「先手」を維持する。
  • 守備駒の引きはがし:相手の要の守備駒をわざと取らせ、玉のまわりの守りを薄くする。
  • 詰みへの布石:詰め将棋の局面で、取らなければならない駒を連続して放り込み、相手玉の逃げ道を塞ぐ。

捨て駒の巧妙さは、素材(駒の価値)と見返り(局面の価値)を天秤にかける読みの深さにあります。駒の価値序列(飛車・角が高価など)を理解した上で、より価値の高い手順を選ぶ判断力が求められます。

転じて「捨て駒」という表現はビジネスや戦略論の比喩としても用いられ、大きな目標のために一部を犠牲にするという意味で使われることがあります。

使い方・例文

「角を捨て駒にして、その間に飛車で王手をかける」のように、より大きな攻めを実現するために駒を渡す手を指すときに使います。

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