布石とは?
ふせき
布石とは、囲碁で序盤に盤上へ石を配置して勢力圏を形成することで、転じて将来への準備という意味でも広く使われます。
布石(ふせき)とは、囲碁における序盤の打ち方を指す用語で、盤上に石を配置して自分の勢力圏(地)を確保し、終盤に向けた陣形の基盤を作る段階のことです。囲碁では盤面全体の方針を定める最初の重要な局面として、布石の優劣がその後の戦いの展開に大きく影響します。
囲碁の布石では、隅(コーナー)・辺(サイド)・中央の順に石の価値が高いとされており、序盤はまず隅を確保することが基本です。代表的な序盤の型には「中国流」「三連星」「小目定石」など多数の定石があり、プロ棋士の対局では流行の布石が時代とともに移り変わります。
布石の主な考え方としては、以下のポイントが挙げられます。
- 効率よく広い領域を確保する
- 相手の勢力を制限・牽制する
- 後の戦いに有利な石の形を作る
- バランスを取りながら全局的に打つ
また、「布石を打つ」という表現は日常語にも転用されており、将来のために今から準備や手を打っておくことを意味します。例えばビジネスや交渉で事前に根回しをしておくことを「布石を打つ」と表現します。
使い方・例文
囲碁の解説で「この一手が後の攻めへの布石になっている」と言われる場面や、ビジネスの文脈で「プロジェクト成功への布石として、早めに関係者への説明を行った」というように幅広く使われます。
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