崩しとは?
くずし
崩しとは、武道や格闘技において相手の体勢・重心・バランスを意図的に乱し、技をかけやすい状態に持ち込む操作のことです。
「崩し」とは、武道・格闘技において相手の姿勢・重心・体のバランスを崩すことで、投げ技や関節技を効果的にかけるための前段階として行う操作を指します。特に柔道・合気道・柔術において重要な概念として体系的に扱われます。
柔道の創始者・嘉納治五郎は、技の成立を「崩し→作り→掛け」の三段階で説明しました。崩しなくして技はなく、いかに相手のバランスを崩すかが技の成否を決定づけます。
崩しには方向性による分類があります。
- 前崩し・後ろ崩し: 前方・後方に体重を乗せさせる
- 右前・左前・右後ろ・左後ろ崩し: 斜め方向への崩し
- 右・左崩し: 横方向へのバランスの乱し
合気道では相手の力の方向を利用し、最小限の力で最大の崩しを生む技法が核心とされます。引く・押す・回転させるなど多彩な方法で相手の構えを崩していきます。
武器術や剣道においても「崩し」の概念は応用され、相手の構えや心理的な備えを乱す技法として用いられます。スポーツ格闘技においても体勢の崩しは有効な戦略です。
使い方・例文
「ひとつの引き手操作で相手の崩しを作り、瞬時に大外刈りへ移行した。」柔道や武道の指導書・試合解説でよく登場する語です。
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