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歩の突き捨てとは?

ふのつきすて

歩の突き捨てとは、将棋で自分の歩を相手の歩とぶつけて取り合わせ、筋を開通させる手筋のことです。

歩の突き捨て(ふのつきすて)とは、将棋手筋のひとつで、自分の歩を相手の歩のいる地点に突いて取らせることで、意図的に歩を捨て、ある目的を達成する指し方のことです。「突き捨て」とも呼ばれます。

この手筋が有効な主な理由効果は以下のとおりです。

  • 筋の開通:歩が消えることで飛車や香車の利きが通り、攻めのルートが生まれます。
  • 相手の形を崩す:相手に歩を取らせることで、相手の陣形に隙やゆがみを作ります。
  • 手番の活用:相手が歩を取る間に、こちらは別の手を指すことができる場合があります(ただし突き捨て自体は一手消費します)。
  • 持ち駒の活用準備:後で相手の持ち歩を無力化したり、自分が打つ歩の価値を高めたりします。

具体的には、飛車先の歩をぶつけて取らせ、飛車の縦の利きを開通させる「飛車先の突き捨て」や、端歩を突き捨てて香車の利きを通す「端の突き捨て」などが代表例です。見た目には損をしているように見えますが、長期的に大きな効果をもたらす高度な手筋として、初級者の壁のひとつともいわれます。

使い方・例文

相手の3三の歩に自分の3四歩を突いて「3三同歩」と取らせることで、飛車の3筋が通る、というのが典型的な歩の突き捨ての場面です。序盤・中盤の攻め筋を広げる局面でよく現れます。

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