矢倉とは?
やぐら
矢倉とは、将棋における代表的な守りの囲いで、玉将を金銀で堅固に守る戦法の一つです。
矢倉(やぐら)は、将棋における代表的な守りの囲い(城)の一つで、玉将を金将2枚・銀将1枚以上で囲む形を指します。江戸時代から指し継がれてきた歴史ある戦法であり、「将棋の王道」とも称されます。
基本的な矢倉の形は、玉将を8八(後手なら2二)に移動させ、その周囲を金銀で覆う構成です。上部からの攻めに強く、縦の攻めにも耐性を持ちます。相矢倉と呼ばれる双方が矢倉に組む展開は、長期の序盤・中盤戦を生み出すことで知られます。
矢倉の主な種類には以下があります。
- 本矢倉:金銀3枚で玉を囲む最もオーソドックスな形
- 加藤流矢倉:急戦を仕掛けやすくアレンジした形
- 雁木:矢倉に似た構えで上部に強い変形囲い
近年はコンピュータ将棋の発展により、矢倉に組む前に急戦を仕掛ける「矢倉崩し」の研究が進み、プロの対局での登場頻度は変化しています。しかし矢倉の概念や応用は依然として棋士の基礎として重視されています。
使い方・例文
矢倉は主に居飛車戦法で採用され、序盤の駒組みで玉を矢倉に囲ってから攻めに転じる展開が典型的な使い方です。
この用語をシェア
最終更新: