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彗星核とは?

すいせいかく

彗星核とは、彗星の中心に位置する固体部分で、氷・ダスト・岩石などが混ざり合った数kmスケールの天体です。

彗星(すいせいかく、comet nucleus)とは、彗星(ほうき星)の本体となる固体中心部分です。彗星が太陽から遠い距離にある間は、この核だけが存在する小天体にすぎませんが、太陽に近づくにつれて表面の氷が昇華し、コマ(周囲のガスやダストの雲)や尾(テイル)を形成します。

彗星核の特徴として以下が挙げられます。

  • サイズ:直径は通常数百メートル〜数十kmで、形は不規則な球体や細長い形をしていることが多い
  • 組成:水・二酸化炭素・一酸化炭素などの揮発性氷に加え、シリケートや有機物を含むダスト・岩石が混ざる「汚れた雪玉」と表現されることがある
  • 密度:内部は多孔質で非常に低密度(約0.5 g/cm³程度)とされる
  • 色と反射率:表面は暗黒色で反射率が非常に低く、太陽光をほとんど吸収する

彗星核は太陽系初期の物質をほぼそのまま保存していると考えられており、太陽系の形成過程や生命の材料(有機物・水)の起源を研究する上で非常に重要な天体です。ESA(欧州宇宙機関)の「ロゼッタ」ミッションは、彗星核「チュリュモフ・ゲラシメンコ」への着陸機投下に成功し、その詳細な観測データを取得しました。

使い方・例文

天文学の授業やプラネタリウムの解説で「彗星が光り輝くのはなぜか?」を説明するとき、「核が温められて氷が蒸発する」という話として彗星核が登場します。

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