昇華とは?
しょうか
昇華とは、固体が液体の状態を経ずに直接気体に変化する物質の状態変化のことです。
昇華とは、物質が固体から液体を経ずに、直接気体へと状態を変化させる現象のことです。通常、物質は固体から液体、液体から気体へと段階的に状態変化しますが、昇華ではこの液体の段階が現れません。逆に気体から直接固体に変わる現象も昇華と呼ばれることがあります。
物質が昇華するかどうかは、その物質の分子どうしを結びつける力の強さと、温度・圧力の条件によって決まります。分子間の結合が比較的弱い物質は、周囲の圧力が低い状況などで液体になる前に分子が飛び出し、気体へと変化しやすくなります。
身近な例としては、ドライアイス(固体の二酸化炭素)が常温で白い煙のような気体になっていく様子や、冬に洗濯物が凍ったまま乾いていく現象、冷凍庫の中で氷が徐々に小さくなる現象などが昇華にあたります。
昇華の性質は、フリーズドライ食品の製造や、昇華型プリンターでの印刷技術など、身の回りのさまざまな技術にも応用されており、科学の基本的な状態変化の一つとして理科の授業でも学習されます。
使い方・例文
ドライアイスを常温で放置すると、液体にならずに白い煙のような気体となって昇華していきます。
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