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先端巨大症とは?

せんたんきょだいしょう

成長ホルモンが過剰に分泌されることで、手足・顔面などの末端部分が肥大する内分泌疾患です。

先端巨大症とは、脳下垂体に発生した腫瘍(腺腫)が成長ホルモン(GH)を過剰に分泌し続けることで、顔面・手・足などの末端組織が徐々に肥大する病気です。英語ではAcromegalyと呼ばれます。骨端線成長軟骨)が閉じた成人発症であるため、身長は伸びずに末端部のみが大きくなるのが特徴です。

過剰な成長ホルモンは肝臓でIGF-1(インスリン様成長因子1)の産生を促し、この物質が全身の組織増殖を引き起こします。腫瘍は通常、良性ですが下垂体の周辺構造を圧迫するため、視野障害や頭痛を伴うこともあります。

主な身体的変化としては以下が挙げられます。

  • 眉弓・鼻・顎・唇の肥大(顔貌の変化)
  • 手足の大型化・指輪や靴のサイズの変化
  • 関節痛・汗の増加・声の低下
  • 糖尿病・高血圧・心臓肥大などの合併症

診断はGH・IGF-1の血液検査と画像検査(MRI)で行われます。治療の第一選択は外科的な腫瘍摘出で、再発や手術困難例には薬物療法(ソマトスタチンアナログなど)や放射線療法が組み合わされます。早期発見・治療により合併症のリスクを大きく減らすことができます。

使い方・例文

靴のサイズが年々大きくなる、顔立ちが変わってきたと指摘されるといった変化がきっかけで先端巨大症が疑われ、内分泌内科を受診することがあります。

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