骨端線とは?
こったんせん
骨端線とは、成長期の骨の端にある軟骨の層で、骨が縦方向に伸びる成長の場となる部位です。
骨端線(こったんせん)は、成長板または骨端軟骨とも呼ばれ、成長期の長管骨(大腿骨・脛骨・上腕骨など)の端(骨端)と骨幹部の間に存在する軟骨組織の層です。レントゲン写真では骨端と骨幹の間に線状の透亮像(暗い線)として写るため「骨端線」と呼ばれます。
骨端線では、軟骨細胞が増殖・肥大・石灰化を繰り返すことで骨が長軸方向に伸長します。この仕組みが身長の伸びの本体です。成長ホルモンや性ホルモン、栄養状態がこの活動に影響を与えます。
骨端線に関して知っておきたい重要な点は以下のとおりです。
- 思春期の性ホルモン上昇により軟骨が最終的に骨に置き換わり(骨端線閉鎖)、身長の伸びが止まる
- 骨端線閉鎖は女子で早く(14〜16歳頃)、男子でやや遅い(16〜18歳頃)傾向がある
- 成長期に骨端線付近に強い外力が加わると「骨端線損傷」が起き、成長障害が残ることがある
- レントゲンで骨端線が確認できる間は成長の余地が残っていると判断できる
スポーツ医学や小児整形外科において骨端線は特に重視されており、成長期のケガの評価・治療方針の決定に欠かせない概念です。
使い方・例文
成長期の子どもが骨折した際、骨端線を含む損傷かどうかをレントゲンで確認し、適切な治療方針を決めます。
この用語をシェア
最終更新: