骨癒合とは?
こつゆごう
骨癒合とは、骨折した骨が自然の修復過程を経て再びつながり、元の強度を取り戻すことをいいます。
骨癒合(こつゆごう)とは、骨折や骨切り術などで生じた骨の断裂・欠損部位が、生体の修復機能によって再結合するプロセスです。整形外科において治癒の進捗を評価する中心的な概念であり、レントゲン・CTなどの画像検査で確認されます。
骨癒合は一般に以下の段階をたどります。
- 炎症期:骨折直後に出血・血腫が形成され、炎症細胞が集まる
- 仮骨形成期:線維軟骨性の仮骨が骨折部を橋渡しする
- 硬化期:仮骨が骨化して硬い組織に変わる
- リモデリング期:余分な骨が吸収され、皮質骨として再構築される
癒合にかかる期間は骨の種類・年齢・血流・栄養状態などによって異なります。橈骨遠位端骨折のような小さな骨では数週間、大腿骨骨幹部骨折のような大きな骨では数か月を要することもあります。
骨癒合が進まない状態を「遷延癒合」、長期間癒合しない状態を「偽関節」と呼び、手術による固定や骨移植が必要になる場合があります。喫煙・糖尿病・骨粗しょう症は癒合を妨げる因子として知られており、生活習慣の改善も重要です。
使い方・例文
骨折後の定期的なレントゲン検査で「骨癒合が順調に進んでいます」と医師が確認し、ギプス除去の時期を判断する場面でこの用語が使われます。
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