本文へスキップ

中性脂肪とは?

ちゅうせいしぼう

中性脂肪とは、体内でエネルギーを蓄える主要な脂質の一種で、食べすぎや運動不足で増加し、高値が続くと生活習慣病のリスクを高めます。

中性脂肪(トリグセリド、またはトリアシルグリセロール)は、グリセロールと3本の脂肪酸が結合した脂質の一種です。体内で最も多く存在する脂質であり、エネルギーの貯蔵形態として重要な役割を果たしています。

中性脂肪は食事から摂取した糖質・脂質・タンパク質をもとに肝臓で合成され、血液中を運ばれて脂肪細胞に蓄積されます。エネルギーが必要なときには分解されて利用される、いわば「体内の燃料タンク」です。適切な量であれば体に必要な物質ですが、過剰になると問題が生じます。

血液中の中性脂肪が高い状態(高トリグリセリド血症)を引き起こす主な原因は以下のとおりです。

  • 過食・高カロリー食(特に糖質・脂質の摂りすぎ)
  • 運動不足による消費エネルギーの低下
  • 過度の飲酒(アルコールは中性脂肪の合成を促進)
  • 糖尿病や甲状腺機能低下症などの基礎疾患

健康診断では血液中の中性脂肪値が測定されます。一般的に空腹時の基準値は150mg/dL未満とされており、この値を超えると動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中・膵炎などのリスクが高まるとされています。また、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を低下させる作用もあることから、脂質異常症の重要な指標の一つです。生活習慣の改善(食事・運動・節酒)によって数値の改善が期待できます。

使い方・例文

「健康診断で中性脂肪が高めと指摘されたため、甘いものや揚げ物を控えてウォーキングを始めた」というように、生活習慣病の予防・管理の文脈でよく登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語