レアエリナサウルスとは?
れあえりなさうるす
レアエリナサウルスとは、白亜紀前期に南極大陸(当時は高緯度地帯)に生息していた草食恐竜で、極夜環境への適応が注目される小型の鳥脚類です。
レアエリナサウルス(Leaellynasaura)は、約1億600万年前の白亜紀前期に、現在の南極大陸に位置するオーストラリア・ビクトリア州(当時はゴンドワナ大陸の一部)に生息していた小型の草食恐竜です。1989年にトム・リッチとパトリシア・リッチ夫妻によって記載され、発見者の娘リーリン・リッチにちなんで命名されました。
当時のオーストラリア南部は南極圏に位置しており、冬季には数ヶ月にわたって太陽が昇らない「極夜」が続く環境でした。にもかかわらずこの恐竜が生息できた理由として、脳化石の研究から大きな視葉(視覚処理を担う脳の部位)が発達していたことが明らかになっており、暗い環境でも良好な視力を持っていたと考えられています。
体長は約2〜3メートルで、二足歩行の草食動物です。極夜の期間も冬眠せず活動を続けていたのか、季節的に移動していたのかについては、現在も研究が続いています。
レアエリナサウルスは「極地に適応した恐竜」の代表例として重要であり、恐竜が多様な環境に進出できた理由や生理的な特徴(恒温性の可能性など)を考察する際に欠かせない存在です。
使い方・例文
「恐竜が極地でどのように生き延びたか」を解説する古生物学の文脈や、恒温・変温論争を紹介する科学記事に登場することが多い恐竜です。
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