ミノカサゴ属とは?
みのかさごぞく
ミノカサゴ属とは、派手な縞模様と長く伸びた棘条を持つ毒魚の属で、インド太平洋のサンゴ礁を中心に分布するカサゴ目の魚類です。
ミノカサゴ属(学名:Pterois)は、カサゴ目フサカサゴ科(またはミノカサゴ科)に属する海水魚の属です。英語では「Lionfish(ライオンフィッシュ)」や「Firefish」などとも呼ばれ、その華やかな外見と危険性から世界中で注目されています。
ミノカサゴ属の最大の特徴は、背びれ・胸びれ・腹びれが長く伸びた棘条(きょくじょう)です。これらの棘には毒腺があり、刺されると激しい痛みや腫れを引き起こします。ただし毒は溶血性タンパク質が主成分で、一般に致死性は低いとされますが、アレルギー反応などには注意が必要です。
ミノカサゴ属の主な特徴を以下に示します。
- 赤・白・黒の縞模様が鮮やかで、警戒色として機能する
- 泳ぎは俊敏ではないが、胸びれで小魚を追い込んで捕食する
- インド太平洋を原産域とするが、大西洋・カリブ海への侵入が深刻な外来種問題となっている
- 観賞魚としての人気が高い一方、毒棘の扱いに注意が必要
代表的な種にミノカサゴ(Pterois lunulata)やハナミノカサゴ(Pterois volitans)があります。ハナミノカサゴは北アメリカ大西洋岸で急速に分布を拡大している侵略的外来種として生態系への影響が懸念されています。
使い方・例文
「ダイビング中にサンゴ礁でミノカサゴ属の魚を見かけた際は、美しい外見に惹かれても背びれの毒棘には絶対に触れないよう注意する必要がある。」
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