ミノカサゴとは?
みのかさご
ミノカサゴとは、インド洋・太平洋の熱帯海域に分布する美しい縞模様のヒレを持つ海水魚で、ヒレに強い毒棘を備えることで知られます。
ミノカサゴ(学名:Pterois lunulata など同属数種を含む)は、フサカサゴ科ミノカサゴ属に属する海水魚で、インド洋から西太平洋の熱帯・亜熱帯の岩礁やサンゴ礁に広く分布しています。日本では南日本沿岸から沖縄にかけて見られます。
鮮やかな赤・白・黒の縞模様と、蓑(みの)のように広がる長い胸鰭・背鰭が最大の特徴です。この美しい姿は捕食者への警戒色として機能しており、背鰭・腹鰭・臀鰭に並ぶ毒棘(どくきょく)で身を守ります。毒は刺されると激しい痛みを引き起こし、まれにアレルギー反応や全身症状に至ることもあるため、素手での接触は危険です。
行動面では単独または少数で行動し、岩陰や洞穴に潜むことが多いです。夜行性の傾向があり、小魚や甲殻類を胸鰭で追い込んで捕食します。
観賞魚として人気が高く、水族館や海水魚愛好家の水槽で飼育されることも多いですが、毒棘の管理には注意が必要です。また、アメリカのカリブ海・大西洋側では外来種として爆発的に増殖し、在来の魚類やサンゴ礁生態系への深刻な影響が問題視されています。
使い方・例文
ダイビング中にサンゴ礁の岩陰でミノカサゴを見かけることがあり、その美しさから写真撮影の被写体になりますが、触れると危険なため一定の距離を保つよう指導されます。
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