ミジンコとは?
みじんこ
ミジンコとは、池や川などの淡水に生息する体長1〜2mm程度の小型甲殻類で、プランクトンとして水中生態系を支える重要な生物です。
ミジンコは節足動物門甲殻亜門枝角目(ミジンコ目)に属する微小な水生生物です。「塵(じん)」に由来するともいわれる名のとおり、肉眼でかろうじて確認できる程度の大きさしかありません。
ミジンコの体は透明な殻(甲)に覆われており、内部の心臓や消化管が透けて見えます。頭部には単眼が1つあり、大きな触角を上下に動かすことで水中を泳ぎます。
繁殖方法は非常に興味深く、環境が良好なときは単為生殖(メスだけで増殖)によって大量に増え、水温変化・食料不足・過密などのストレスが生じると有性生殖を行い、耐久卵(冬卵)を産んで環境が回復するまで休眠します。この柔軟な繁殖戦略で様々な環境に適応しています。
生態系での役割は大きく、藻類や細菌などを食べて水を浄化する一方、小魚・メダカ・金魚などの重要な餌となります。水質汚染の指標生物としても利用され、農薬や化学物質の毒性試験にも広く使われています。観賞魚の生き餌としてペットショップでも販売されています。
使い方・例文
池の水をコップに汲んで光に透かすと、小さな点が上下に跳ねるように動いているのがミジンコで、顕微鏡で観察すると内臓の動きまで見えることがあります。
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