ジンとは?
じん
ジンとは、ジュニパーベリーを主な香味原料として蒸留したスピリッツで、すっきりとした香りとドライな味わいが特徴の蒸留酒です。
ジン(Gin)は、穀物を発酵・蒸留して作ったスピリッツに、セイヨウネズ(ジュニパーベリー)を中心とした植物性の香味原料(ボタニカル)を加えて再蒸留した蒸留酒です。アルコール度数は一般的に37.5〜47度程度で、カクテルのベーススピリッツとして世界中で広く親しまれています。
ジンの起源は17世紀のオランダにあるとされます。オランダの医師フランシスクス・シルヴィウスが利尿薬として作ったジュニパーベリー入りの蒸留酒「ジュネヴァ(Jenever)」が原形とされており、その後イギリスに伝わり独自の発展を遂げました。18世紀のイギリスでは安価に製造できたことから大衆に広まり、社会問題にもなったほど普及しました(「ジン熱狂」)。
現代のジンは製法や産地によって多様なスタイルがあります。
- ロンドン・ドライ・ジン:最も一般的なスタイル。甘味料を使わずドライな味わいが特徴
- オールドトム・ジン:わずかに甘みを加えた歴史的なスタイル
- ジュネヴァ(オランダ式):麦芽の風味が強く、ウイスキーに近い味わい
- クラフト・ジン:個性的なボタニカルを使った少量生産のジン
ジンを使った有名なカクテルにはジントニック・マティーニ・ネグローニ・ギムレットなどがあります。近年は世界的なクラフト・ジンブームにより、日本でも国産のクラフト・ジンが多数登場し、桜・緑茶・柚子などをボタニカルに使った個性豊かな製品が注目を集めています。
使い方・例文
「暑い夜にジントニックを一杯飲んだ」のように、バーやレストランでカクテルのベースとして楽しむ場面でよく登場します。
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