マンガノカルサイトとは?
まんがのかるさいと
マンガノカルサイトとは、カルサイト(方解石)の中でマンガンを含むことでピンク色を呈する鉱物で、淡いピンクから濃いバラ色までの色合いが特徴です。
マンガノカルサイト(Manganocalcite)は、炭酸塩鉱物のカルサイト(CaCO₃)においてカルシウムの一部がマンガン(Mn²⁺)に置換したもので、マンガンの量に応じて淡ピンクから濃いバラ色・赤みのある色合いを示します。カルサイトとロードクロサイト(菱マンガン鉱)の中間的な組成を持つ場合もあります。
カルサイト自体は非常に一般的な鉱物ですが、マンガノカルサイトとして宝石市場に流通するものはペルー、スロバキア、中国、メキシコなどから産出されるものが多く、ペルー産は特に美しいピンクで知られています。白色の方解石の母岩と組み合わさって産出し、その対比が美しい標本は装飾的価値が高いです。
マンガノカルサイトの特徴は以下のとおりです。
- マンガン量により色の濃さが異なる(淡ピンク〜濃バラ色)
- モース硬度約3と柔らかく、傷つきやすい
- 完全な劈開を3方向に持つ
- 酸(塩酸など)に反応して二酸化炭素を発生させる
柔らかさから繊細な取り扱いが求められますが、カボション加工や磨き石(タンブル)として流通し、その優しいピンク色がパワーストーンとしても人気を集めています。ロードクロサイトと混同されることがありますが、別の鉱物です。
使い方・例文
鉱物標本の市場やパワーストーンショップで、淡いピンクの石として「マンガノカルサイト」が販売されているのを見かけます。
この用語をシェア
最終更新: