マナティー目とは?
まなてぃーもく
マナティー目とは、海牛目(かいぎゅうもく)とも呼ばれる哺乳類の分類群で、マナティーやジュゴンなど水中生活に適応した大型草食動物を含みます。
マナティー目(海牛目、Sirenia)は、哺乳綱に属する目(もく)のひとつで、完全に水中で生活するように進化した植物食の大型哺乳類の仲間です。かつては「海の人魚」を連想させる姿から「Sirenia(セイレーン目)」とも呼ばれます。
現生の種:現在生き残っている種は4種のみです。
なお、かつて同じ仲間だったステラーカイギュウは18世紀に乱獲で絶滅しました。
形態と生態:体長2〜4m、体重200〜1500kgほど。前肢がひれ状に変化し、後肢は退化して尾びれになっています。水草・海草・藻類などを主食とする純粋な草食動物で、「海の牛」とも呼ばれます。肺呼吸で定期的に水面に浮上します。繁殖率が低く、環境変化に弱いため、多くの種が絶滅危惧種に指定されています。
進化的関係:ゾウやハイラックスと近縁であることが分かっており、陸上の植物食動物から海洋へと進化した系統です。
使い方・例文
水族館や自然ドキュメンタリーで「マナティー」や「ジュゴン」として登場します。フロリダのマナティーは船のスクリューによる傷害が深刻な保護問題として取り上げられることがあります。
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