セイレーンとは?
せいれーん
ギリシャ神話に登場する、美しい歌声で船乗りを惑わせて難破させる半人半鳥(後に半人半魚)の怪物です。
セイレーン(Siren)とは、古代ギリシャ神話に登場する女性の顔と姿を持つ怪物で、島に住んでその近くを通る船乗りたちを美しい歌声と音楽で魅了し、難破させると伝えられています。英語では「サイレン」とも読まれ、警告音(サイレン)の語源にもなっています。
セイレーンの外見については時代や文献によって異なります。
- 古代ギリシャでは上半身が人間の女性で下半身が鳥の姿として描かれることが多かった
- 中世以降はより一般的に上半身が人間で下半身が魚の姿(人魚に近い姿)で描かれるようになった
- コーヒーチェーンのスターバックスのロゴもセイレーンを図案化したもの
ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』では、主人公オデュッセウスがセイレーンの島を通過する場面が描かれています。オデュッセウスは部下の耳を蜜蝋でふさぎ、自身は船のマストに縛り付けることでセイレーンの誘惑を生き延びたとされます。
セイレーンは「抗いがたい誘惑」「危険な魅力」の象徴として現代でも広く引用され、文学・音楽・映画・絵画などさまざまな芸術作品に登場し続けています。心理学では「セイレーンの歌」という比喩が魅惑的だが危険な誘いを指す表現として使われます。
使い方・例文
「あの甘い言葉はセイレーンの歌のようで、信じてしまうと後悔することになる」というように、危険な誘惑を表す比喩として文学や日常会話で使われます。
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