オデュッセイアとは?
おでゅっせいあ
オデュッセイアとは、古代ギリシャの叙事詩で、トロイア戦争後にオデュッセウスが故郷イタケーへ帰還するまでの10年間の波乱の旅を描いた作品です。
オデュッセイア(Odysseia)は、古代ギリシャの詩人ホメロスに帰せられる長編叙事詩で、トロイア戦争の英雄オデュッセウス(ラテン語名ウリクセス)が戦争終結後に故郷イタケーへ帰還するまでの長い旅路を描いた作品です。イーリアスと並ぶ西洋文学の源流とされ、全24巻・約12,000行から構成されています。
物語は単なる旅の記録ではなく、知略と忍耐によって困難を乗り越えていく英雄の姿を中心に据えています。オデュッセウスは帰途において様々な試練に遭遇します。
- キュクロプス(一つ目の巨人)ポリュペモスとの対決と知恵による脱出
- 魔女キルケーの島での滞在と仲間の変身
- 冥界への降下と予言の獲得
- セイレーンの歌声や怪物スキュラ・カリュブディスの海峡の突破
- 女神カリュプソーの島での7年間の幽閉
故郷では妻ペネロペーが求婚者たちに悩まされており、帰還したオデュッセウスが変装して彼らを退けるクライマックスも大きな見どころです。オデュッセイアは冒険・知略・家族への愛・神々との関係といった普遍的なテーマを持ち、後世の文学・演劇・映画に多大な影響を与え続けています。英語の「オデッセイ(odyssey)」という単語自体が「長い旅・冒険」の意味で使われるほど、文化的影響力は絶大です。
使い方・例文
オデュッセイアは高校・大学の古典文学の授業でしばしば取り上げられるほか、映画やゲームの世界でも「英雄の旅」という物語構造の原型として参照されることが多い作品です。
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