ホエー(乳清)の利用とは?
ほえーのりよう
チーズやヨーグルト製造時に生じる液体「ホエー(乳清)」を食品・飼料・栄養素として活用することです。
ホエー(乳清)とは、牛乳からチーズやカッテージチーズ、ヨーグルトを製造する際に、凝固したタンパク質(カゼイン)を取り除いた後に残る淡黄色の液体です。かつては廃棄物として扱われることも多かったホエーですが、現在では豊富な栄養素を含む有用資源として幅広く活用されています。
ホエーに含まれる主な成分は以下の通りです。
- ホエータンパク質(β-ラクトグロブリン・α-ラクトアルブミンなど):必須アミノ酸を豊富に含む高品質なタンパク質
- 乳糖(ラクトース):エネルギー源となる糖質
- ビタミンB群・カルシウム・リンなどのミネラル
- 免疫グロブリンなどの生理活性物質
ホエーの主な利用方法としては、ホエープロテインとして精製してスポーツ栄養補助食品に加工することが広く知られています。筋肉合成を促進するBCAA(分岐鎖アミノ酸)を豊富に含むため、アスリートや筋力トレーニングを行う人々に重宝されています。また、乳糖を発酵させてアルコールやバイオエタノールを製造する工業利用、豚や牛の飼料としての活用、パンや菓子への添加による風味・栄養強化なども行われています。
近年は食品廃棄物削減の観点からもホエーの有効活用が注目されており、チーズ製造国を中心に付加価値の高い製品への転換が進んでいます。日本ではヨーグルトの上澄みとして家庭でもなじみ深く、スープや料理に活用するレシピも普及しています。
使い方・例文
ギリシャヨーグルトを水切りしたときに出るホエーは、スムージーに加えたりパン生地に混ぜたりして栄養を無駄なく摂取できます。
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