ベーリング海とは?
べーりんぐかい
ベーリング海とは、北太平洋の北端に位置し、アラスカとロシアのカムチャツカ半島に挟まれた寒冷な縁海で、世界有数の漁場として知られています。
ベーリング海(Bering Sea)は、北太平洋の最北部に位置する縁海です。北はベーリング海峡でチュクチ海(北極海)と接し、南はアリューシャン列島を境に北太平洋に開きます。東はアラスカ(アメリカ)、西はロシアのチュクチ半島とカムチャツカ半島に挟まれています。面積はおよそ230万平方キロメートルにのぼります。
18世紀にロシアの探検家ヴィトゥス・ベーリングが調査航海を行ったことにちなんで命名されました。かつてこの海峡部分は氷河期に陸橋(ベーリンジア)となっており、人類がアジアから北米大陸へ渡った経路と考えられています。
ベーリング海は非常に豊かな海洋生態系を持ちます。冷たい海水に豊富な栄養塩が供給され、プランクトンが大量発生するため、以下のような豊かな生物相が育まれています。
- スケトウダラ・タラ・サーモンなどの主要水産魚類
- カニ(タラバガニ・ズワイガニなど)
- セイウチ・アザラシ・シャチなどの海洋哺乳類
- ウミガラス・ツノメドリなどの海鳥
世界でも有数の漁業生産地であり、日本・アメリカ・ロシアが漁業権をめぐって歴史的に競合してきました。気候変動による海氷減少と生態系への影響が近年注目されています。
使い方・例文
アメリカのリアリティ番組「デッドリーキャッチ」はベーリング海でのカニ漁を題材にしており、過酷な漁業環境として世界に知られています。
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