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渤海とは?

ぼっかい

渤海とは、中国東北部に位置する内湾で、黄海の北部に連なる半閉鎖的な浅い海域であり、歴史的には同名の古代国家でも知られています。

渤海(ぼっかい・Bohai Sea)は、中国の遼寧省・河北省・山東省・天津市に囲まれた内湾で、黄海の北部と渤海海峡を通じてつながっています。面積は約7万7,000平方キロメートル平均水深は約18メートルと比較的浅い海域です。

地理的には半閉鎖的な構造をとるため、海水交換が緩やかで、黄河・遼河・海河など複数の大河が流入します。これにより塩分濃度が低く、冬季には一部が結氷する特徴があります。豊富な栄養分を背景に漁業資源が豊かである一方、工業廃水・農業排水による水質汚染が深刻な環境問題となっています。

また「渤海」の名を持つ歴史上の国家も存在します。

  • 698〜926年に満洲・沿海州・朝鮮半島北部を支配した国家
  • 高句麗遺民と靺鞨族が建国し、唐から「渤海郡王」に封じられた
  • 日本とも交流があり、交易・使節往来が行われた

現在の渤海は中国の重要な海域として、海上輸送・石油・天然ガス開発の拠点でもあり、大連・天津・秦皇島などの主要港湾が沿岸に立地しています。

使い方・例文

「渤海は中国最大の内湾で、環境保護と海洋資源開発の両立が課題となっている」というように、中国の地理・環境問題や東アジアの歴史を語る場面で登場します。

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