フルメダムとは?
ふるめだむ
フルメダムとは、エジプトを代表するそら豆の煮込み料理で、中東・北アフリカ地域で広く親しまれている伝統的な家庭料理です。
フルメダム(Ful Medames)は、乾燥させたそら豆をゆっくりと煮込み、オリーブオイル・レモン汁・ニンニク・クミンなどで味付けした料理です。アラビア語で「フル」はそら豆、「メダム」は埋めて調理するという意味を持ちます。
この料理の歴史は非常に古く、古代エジプト時代から食べられていたとされます。かつては土鍋を熱い灰の中に埋めて一晩かけてじっくりと煮る調理法が取られており、その名前はこの調理法に由来するといわれています。
現代では圧力鍋や缶詰のそら豆を使って手軽に作られることが多く、家庭ごとにレシピが異なります。トッピングには次のようなものが使われます。
- ゆで卵やタヒニ(ゴマペースト)
- トマトや玉ねぎの刻んだもの
- フレッシュパセリやコリアンダー
- ホットソースや唐辛子
エジプトでは朝食の定番として特に愛されており、屋台やレストランでも広く提供されています。栄養価が高く、植物性タンパク質や食物繊維が豊富なため、安価で栄養バランスの取れた食事として長年にわたって庶民の食を支えてきた重要な料理です。イスラエル・レバノン・スーダンなどでも各地の風土に合わせた形で食べられています。
使い方・例文
フルメダムはエジプトの家庭やカフェで朝食として食べられ、エジプトパン「エイシ」に載せてスプーンですくって食べるのが一般的なスタイルです。
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