クミンとは?
くみん
クミンとは、セリ科の植物の種子を乾燥させたスパイスで、カレーや中東料理に欠かせない独特の香りと風味を持ちます。
クミン(Cumin、学名:Cuminum cyminum)は、セリ科に属する一年草の植物で、その種子(クミンシード)を乾燥させてスパイスとして使用します。原産地は地中海東部から中央アジアとされ、歴史上最も古くから使われてきたスパイスの一つです。古代エジプト・ギリシャ・ローマでも利用されていた記録があります。
クミンの最大の特徴はその強い芳香です。やや土っぽく、温かみのある独特の香りと、わずかな苦みと辛みを持ちます。この香りはクミンアルデヒドという成分が主体です。種子はそのまま使うほか、粉末にしたクミンパウダーとしても広く流通しています。
クミンが使われる料理は世界中に及びます。
- インド料理:カレー・チャイ・ダル(豆料理)・タンドリーチキン
- 中東・北アフリカ料理:ファラフェル・フムス・クスクス
- メキシコ料理:タコス・チリコンカン
- 中国西部・中央アジア:羊肉の串焼き(ヤンロウチュワン)
栄養面では鉄分・マンガン・食物繊維を含み、消化促進や抗酸化作用があるとされます。香りが強いため少量で料理のアクセントになり、インド料理では「テンパリング」という調理法で熱した油でクミンを炒めることから始める料理が多くあります。
使い方・例文
「カレーの炒め始めにクミンシードをフライパンで炒め、香りを立たせてから玉ねぎを加える」のように、インド料理や中東料理のレシピで頻繁に登場するスパイスです。
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