ファフニールとは?
ふぁふにーる
ファフニールとは、北欧神話に登場する黄金を守る巨大な竜(ドラゴン)であり、英雄シグルズに討たれた伝説の怪物です。
ファフニール(Fáfnir)は、北欧神話の英雄叙事詩『ヴォルスンガ・サガ』および古詩集『エッダ』に登場する恐ろしい竜です。もともとは矮人(ドワーフ)の王フレイズマルの息子であり、呪われた黄金「アンドヴァリの財宝」を独り占めするために父を殺し、その後ひどい欲望と呪いによって巨大な竜へと変貌したとされています。
ファフニールはグニタヘイズという荒野に潜み、莫大な黄金を守り続けました。その心臓を食べれば鳥の言葉を理解できると伝わっており、英雄シグルズ(ジークフリート)はドワーフのレギンの指示に従い、地面に掘った穴に潜んでファフニールの腹下を剣「グラム」で刺し貫くことで討ち取りました。シグルズはその後、誤ってファフニールの心臓の血を口にし、鳥たちの会話を聞き取る力を得たとされています。
ファフニールの物語は、欲望が人を怪物に変えるという寓意として長く読み継がれてきました。また、この伝説はドイツの叙事詩『ニーベルンゲンの歌』にも影響を与えており、近代ではワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』にもファフナー(Fafner)という名の竜として登場します。現代のゲームやファンタジー作品においても、強大な竜の象徴としてファフニールの名は広く参照されています。
使い方・例文
RPGやファンタジー小説で「ファフニール」という名の強力なドラゴン型ボスキャラクターが登場するとき、北欧神話のこの伝説に由来することが多いです。
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