ビルマニシキヘビとは?
びるまにしきへび
ビルマニシキヘビとは、東南アジア原産の世界最大級のヘビの一種で、強靭な体と締め付けによる捕食行動で知られる大型の無毒の蛇です。
ビルマニシキヘビ(学名:Python bivittatus)は、東南アジアの熱帯雨林・草原・湿地帯に生息するニシキヘビ科の爬虫類です。かつてはアミメニシキヘビと並ぶ「世界最大のヘビ」として知られ、記録された個体では体長が5〜6メートル、体重が90キログラムを超えるものも報告されています。
ビルマニシキヘビは無毒であり、獲物を牙で捉えた後に体を巻き付けて締め付けることで窒息させる「絞殺」型の捕食方法を取ります。自然状態ではげっ歯類・鳥類・小型哺乳類などを食べており、大型個体はシカほどの動物を丸呑みすることもあります。夜行性が強く、水辺を好む傾向があります。
ペット爬虫類として世界中で人気を博してきましたが、成長すると扱いが困難になるため、アメリカ・フロリダ州のエバーグレーズ国立公園では捨てられた個体が野生化し、在来生物に深刻な被害をもたらしています。これは外来種問題の代表例として世界的に取り上げられています。
ワシントン条約附属書IIに掲載されており、皮革・食用・ペット目的の取引が規制されています。IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストでも危急種に分類されており、野生個体群の保護が国際的な課題となっています。
使い方・例文
爬虫類展示施設や動物園でビルマニシキヘビが展示されている場合、飼育員が安全管理のために複数名で対応していることが多く、その巨体に圧倒される来場者も少なくありません。
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