ミツユビハコガメとは?
みつゆびはこがめ
ミツユビハコガメとは、北米に生息する後ろ足の指が3本という特徴を持つ小型の陸棲カメで、甲羅を完全に閉じられる蝶番構造が最大の特徴です。
ミツユビハコガメ(学名:Terrapene carolina triunguis)は、ハコガメ科に属する北米原産の陸棲カメです。その名の通り後ろ足の指が3本しかない点が他のハコガメ類と区別される最大の形態的特徴です。
最大の特徴は腹甲(腹側の甲羅)に蝶番状の可動部位があることで、危険を感じると甲羅を完全に閉じて身を守ることができます。この閉じた状態では指一本も差し込めないほど密閉され、天敵からの防御能力が非常に高いとされます。甲羅の模様は個体差が大きく、オレンジや黄色のまだら模様が見られることが多いです。
主に米国中部から南部にかけての森林や草地に生息し、雑食性でミミズ・昆虫・果実・キノコなどを幅広く食べます。寿命は野生でも30〜50年と長く、100年を超えると推定される記録もあります。爬虫類の中でも比較的温和な性格で、ペットとしても人気がありますが、野生個体の採集は法的に規制されている地域が多いです。
生息環境の破壊や道路での轢死が個体数減少の主因となっており、自然保護の観点から重要視される種のひとつです。
使い方・例文
動物園の爬虫類館でガラス越しに甲羅を完全に閉じた姿を観察でき、「ハコガメ」の名前の由来を実感できます。
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