ビタースリキュールとは?
びたーすりきゅーる
ビタースリキュールとは、植物の根・樹皮・薬草などを原料に苦み成分を抽出したリキュールの一種で、カクテルの風味付けや食前酒として広く使われます。
ビタースリキュール(bitters liqueur)とは、ハーブ・スパイス・柑橘の皮・植物の根や樹皮などを蒸留酒に漬け込んで抽出した苦みと香りを特徴とするリキュールです。「ビターズ(bitters)」と総称されることもあり、カクテルの世界では欠かせないフレーバリング素材として位置づけられています。
苦みの主な成分は植物に含まれるゲンチアン(竜胆)・キナの樹皮・ウォームウッド(ニガヨモギ)などのビター成分(苦味料)で、これらが消化促進・食欲増進に作用するとして薬用目的で開発された歴史があります。19世紀ヨーロッパで医薬品として処方されていたものが、次第に嗜好飲料として広まりました。
代表的なビタースリキュールの例は以下のとおりです。
- カンパリ:イタリア産の鮮やかな赤色のビター。「ネグローニ」や「アペロール・スプリッツ」に使用。
- アペロール:カンパリより穏やかな苦みとオレンジの香り。
- アンゴスチュラビターズ:数滴を加えるカクテル用濃縮ビター。
- シャルトリューズ:フランスの修道院由来の薬草系リキュール。
食前酒(アペリティフ)として飲まれるほか、カクテルのアクセントとして少量使用されることが多く、バランスのとれた複雑な味わいを生み出します。
使い方・例文
「ネグローニ」というカクテルはジン・スイートベルモット・カンパリを同量合わせたもので、カンパリが代表的なビタースリキュールとして使われています。
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