ヒヨケムシとは?
ひよけむし
ヒヨケムシとは、クモに近い節足動物の一目で、大きなハサミ状の顎を持ち、乾燥した砂漠地帯に生息する肉食性の生き物です。
ヒヨケムシ(日避虫・英: camel spider / sun spider)は、節足動物門鋏角亜門に属するソルピガ目(Solifugae)の生き物の総称です。クモやサソリと同じ鋏角類に分類されますが、独立した目を形成しており、外見はクモとよく似ています。
最大の特徴は、体の前端にある巨大な鋏角(きょうかく)です。この強力な顎(chelicerae)は体に対して非常に大きく発達しており、昆虫やトカゲなどの小動物を捕らえ引き裂くのに使われます。体長は種によって異なりますが、大きいものでは15センチメートルを超えることもあります。
世界に1000種以上が知られており、主に以下のような環境に生息します。
- 北アフリカ・中東・中央アジアの乾燥した砂漠地帯
- 南米やメキシコの乾燥地帯
- 一部の地中海沿岸地域
「ヒヨケ(日避け)」という名が示すとおり、強い日差しを避ける行動をとるものが多く、夜行性または薄明薄暮性の種が大部分を占めます。毒腺は持たないとされますが、咬みつく力は強く、取り扱いには注意が必要です。インターネット上ではその奇怪な外見から「巨大な怪物」として誇張されることがありますが、実際には人間を積極的に襲うことはありません。
使い方・例文
砂漠地帯を旅行した人や軍関係者の体験談、あるいは節足動物図鑑の「クモに近い生き物」の紹介コーナーでよく登場します。
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