ヒヒとは?
ひひ
ヒヒとは、アフリカやアラビア半島に生息する大型のサルで、群れで社会生活を営む霊長類です。
ヒヒ(狒々)は、霊長目オナガザル科ヒヒ属(Papio)に分類される大型のサルの総称です。アフリカのサバンナや岩山、一部はアラビア半島にも分布しています。
体格は大きく、オスは体重20〜30キログラムに達することもあります。特徴的なのは長い吻部(マズル)と大きな犬歯で、オスは特に発達しています。また、臀部(おしり)が鮮やかな赤やピンク色に膨らんでいる点も外見上の大きな特徴です。
ヒヒは非常に高度な社会生活を送り、数十から数百頭にもなる大きな群れをつくります。群れの中には明確な順位(ヒエラルキー)があり、優位なオスが群れのリーダーとして行動を率います。主な種類には以下があります。
- チャクマヒヒ(南アフリカ)
- アヌビスヒヒ(東・中央アフリカ)
- マントヒヒ(東アフリカ・アラビア半島)
- キイロヒヒ(西アフリカ)
食性は雑食で、果実・種子・昆虫・小動物など幅広いものを食べます。知能が高く、道具の使用に近い行動も観察されています。マントヒヒは古代エジプトで神聖な動物として崇められた歴史もあります。
使い方・例文
動物園のサバンナゾーンでヒヒの群れを観察すると、オスが大きな犬歯を見せて威嚇する場面や、毛づくろいをし合う仲間同士の絆を目の当たりにできます。
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