ヒアリとは?
ひあり
ヒアリとは、南米原産の攻撃性の強いアリで、強烈な刺し傷を与えることから世界各地で危険な侵略的外来種として警戒されています。
ヒアリ(火蟻、学名:Solenopsis invicta)は、南アメリカ原産のアリで、ハチ目アリ科フタフシアリ亜科に属します。英語では「Red Imported Fire Ant(RIFA)」と呼ばれ、体色は赤褐色で体長は2〜6ミリメートル程度です。世界の侵略的外来種ワースト100にも選ばれている危険な種です。
ヒアリの名前は、刺されたときに感じる強烈な灼熱感(「火で焼かれるような痛み」)に由来します。毒針を持ち、刺されると激しい痛みとともに、水ぶくれや腫れが生じます。アレルギー体質の人がアナフィラキシーショックを起こした場合、死に至ることもある危険な外来種です。
コロニーは数万〜数十万匹規模に達し、土を盛り上げた大型の蟻塚(アリ塚)を作ります。外敵が近づくと大量の個体が一斉に攻撃する習性があります。雑食性で、農作物や家畜にも被害を与えるため、農業分野でも深刻な害虫とされています。
日本では2017年に初めて国内での発見が報告され、港湾地域を中心に監視と防除が続けられています。輸入コンテナへの混入が主な侵入経路とみられており、水際対策が重要視されています。
使い方・例文
港で荷下ろしされたコンテナの中からヒアリが発見されたというニュースが、日本でも度々報じられています。野外でヒアリの蟻塚を発見した場合は、絶対に触れず、すぐに自治体や環境省に通報することが推奨されています。
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