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ONTとは?光ファイバー回線の終端装置の役割と種類を詳しく解説

公開 2026年8月21日

この記事は 「ONTとは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。

ONTとはどのような装置か

ONT(Optical Network Terminal)は、光ファイバー通信において、通信事業者が提供する光ネットワークと、利用者の自宅にある機器とをつなぐ役割を担う「光回線終端装置」です。光回線を契約すると、宅内に設置される機器の一つとして目にすることになります。見た目は小さな箱状の機器で、多くの場合ルーターの近くに設置されます。

ONUとの違い

日本ではNTTの光回線サービスなどで「ONU(Optical Network Unit)」という呼び方も広く使われています。ONTとONUは呼び方こそ異なりますが、機能面での違いはほとんどなく、実質的にはほぼ同義のものとして扱われることが多い装置です。サービスや事業者によって呼称が異なる場合がある、という程度に理解しておくとよいでしょう。

光信号と電気信号を変換するしくみ

光ファイバーケーブルは、光の点滅によってデータをやり取りする仕組みを採用しています。一方で、パソコンやルーターといった家庭内の機器は電気信号によって動作します。ONTはこの光信号と電気信号の相互変換を担うことで、光回線を通じて届いたデータを、家庭内のLAN環境でも利用できる形に変えているのです。この変換機能があるからこそ、私たちは光回線のインターネットを日常的に利用できています。

ONTの種類

ONTには設置環境に応じていくつかの種類があります。

  • 集合型ONT:マンションなどの集合住宅において、建物内の複数世帯分の通信を一つの装置でまとめて処理するタイプ
  • 個別型ONT:一戸建てや各住戸に個別に設置される、利用者専用のタイプ
建物の構造や契約する回線サービスによって、どちらのタイプが用いられるかが決まります。

通信速度との関係

フレッツ光をはじめとする光ブロードバンドサービスでは、回線事業者がONT(ONU)を提供・設置するのが一般的な運用となっています。ONTが対応している通信規格や性能は、サービス全体で得られる最大速度に直結する重要な要素です。より高速な通信サービスへ切り替える際には、対応する新型のONTへの交換が必要になる場合もあるため、契約内容や機器の対応状況を確認しておくことが大切です。

設置や利用にあたっての注意点

ONTは電源が必要な機器であるため、停電時にはインターネット接続も利用できなくなります。また、ルーターとの接続方法や設置場所によっては通信が不安定になることもあるため、通気性のよい場所に設置し、ケーブル類の接続をしっかり確認しておくことが望ましいとされています。

  • 電源コンセントの近くに設置し、停電対策を意識する
  • ルーターやパソコンとの配線を整理し、接続不良を防ぐ
  • 機器の故障や不具合を感じたら回線事業者に相談する
こうした基本的な点に気を配ることで、光回線を安定して利用し続けることができます。トラブルが起きた際にも、まずはONTの状態表示ランプを確認することで、原因の切り分けがしやすくなります。
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