パレットナイフとは?
ぱれっとないふ
パレットナイフとは、絵の具の混色や画面への塗布に使う金属製のヘラ型道具で、油彩・アクリル画で多用されます。
パレットナイフ(palette knife)は、細長い金属製のヘラで、主に油彩画やアクリル画で使われる道具です。刃状の部分はステンレスや鋼製で弾力があり、刃先は丸みを帯びているため安全に扱えます。
主な用途は以下のとおりです。
- パレット上での混色:複数の絵の具をすくって混ぜ合わせる際に使う。筆よりも効率よく均一に混ぜられる。
- インパスト技法:厚みのある絵の具を画面に直接塗りつける技法。ナイフの跡が独特のテクスチャーを生む。
- スクレーピング:乾いていない絵の具を削り取ったり、画面を整えたりする作業。
形状にはまっすぐなタイプとオフセット(くの字型)タイプがあり、画面に平行に塗る用途にはオフセット型が適しています。絵の具を混ぜるだけでなく、ナイフで直接描く「ナイフ画」と呼ばれる技法もあり、荒々しいタッチや大胆な表現を得意とします。
使用後はテレピン油やアルコールで拭き取ってメンテナンスすることが大切で、適切に管理すれば長期間使い続けられます。ペインティングナイフとも呼ばれることがあり、混色専用と描画専用で使い分けるプロの画家も多いです。
使い方・例文
厚塗りの風景画を描く際、青と白の絵の具をパレットナイフで混ぜてから、そのままナイフで空のグラデーションを塗り広げる、という使い方が典型的です。
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