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油彩とは?

ゆさい

油彩とは、顔料を乾性油に溶いた油絵の具を使って描く絵画技法で、ルネサンス以来の西洋絵画の主要な表現手段です。

油彩(ゆさい)は、顔料(色材)を亜麻仁油・ケシ油などの乾性油で練り合わせた絵の具(油彩絵の具)を使って描く絵画技法、またその技法による作品のことを指します。英語では「Oil Painting」と呼ばれます。

油彩の最大特徴は、乾燥が遅いために時間かけて色を混ぜたり修正したりできる点にあります。また、透明な薄い層(グレーズ)を重ねることで深みのある発色と光沢が生まれ、写実的な表現が可能です。

15世紀のフランドル地方(現在のベルギー周辺)でヤン・ファン・エイクが体系的に発展させたとされ、以降の西洋絵画を一変させました。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、レンブラント、フェルメールなど、著名な画家たちがこの技法を駆使して傑作を残しました。

画材の特性として、次の点が挙げられます。

  • 重ね塗りによる立体感・深みの表現
  • 乾燥後の強固な定着と耐久性
  • 色調補正や描き直しがしやすい
  • 厚塗り(インパスト)による質感表現

現代でも油彩は美術教育や創作の場で広く使われており、西洋絵画の基本技法として美術史の中で最も重要な位置を占めています。

使い方・例文

美術館に展示されているルネサンスや印象派の絵画のほとんどは油彩で描かれており、その豊かな色彩と質感が長年鑑賞されています。

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