アクリル画とは?
あくりるが
アクリル画とは、アクリル樹脂を結合剤とする水溶性の絵具を使って描く絵画で、速乾性と多様な表現力が特徴です。
アクリル画は、アクリル樹脂(ポリアクリル酸エステルなど)をバインダー(結合剤)とする水性絵具——アクリル絵具——で描かれた絵画です。20世紀半ばに開発され、1960年代以降にアーティストの間に急速に広まりました。
アクリル画の主な特徴は次の通りです。
- 速乾性:水分が蒸発することで絵具が硬化するため、油絵具に比べて乾燥が非常に速く、重ね塗りが短時間で行えます
- 多様な表現:水で薄めれば水彩画のような透明感のある表現ができ、そのまま使えば油彩画のような厚塗りも可能です
- 耐久性・耐水性:乾燥後は耐水性が高く、ひび割れしにくいため長期保存に優れています
- 下地の自由度:キャンバス・紙・木板・布など幅広い素材に描くことができます
- 臭気の少なさ:水溶性のため溶剤(テレピン油など)が不要で、室内でも使いやすいです
アンディ・ウォーホル・ロイ・リキテンスタインなどポップアートの作家をはじめ、デイヴィッド・ホックニーら多くの現代芸術家がアクリル絵具を積極的に採用しました。初心者にも扱いやすい一方で、プロの作家にとっても油彩では難しい鮮やかな発色や大型作品の制作に向いており、現在では世界で最も広く使われる絵画媒体のひとつとなっています。
使い方・例文
美術の授業やワークショップでキャンバスに絵を描く際、速く乾いて重ね塗りができる使いやすい絵具として、アクリル絵具が広く採用されています。
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