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ポリアクリル酸とは?

ぽりあくりるさん

ポリアクリル酸とは、アクリル酸を重合して得られる高分子化合物で、高い吸水性と増粘性から紙おむつや化粧品など幅広い分野で利用されます。

ポリアクリル酸(polyacrylic acid, PAA)は、アクリル酸(CH₂=CHCOOH)を付加重合することで得られる合成高分子です。側鎖にカルボキシル基(-COOH)を多数持ち、水溶液中では解離して負電荷を帯びるため、さまざまな機能を発揮します。

主な特性は次の通りです。

  • 増粘・ゲル化:水を吸収してゲル状になり、溶液の粘度を大幅に高める
  • 高吸水性:塩を形成した架橋体(ポリアクリル酸ナトリウム)は自重の数百倍もの水を保持できる
  • pH応答性:酸性・塩基性でカルボキシル基の解離度が変化し、膨潤度が変わる
  • 分散安定化:顔料・コロイドの凝集防止に利用

用途は多様で、紙おむつや生理用品の吸水ポリマー(ポリアクリル酸ナトリウム架橋体)として最も身近な存在です。化粧品・乳液では増粘剤として配合され、工業分野では塗料・接着剤・スケール防止剤にも使われます。医療分野ではドラッグデリバリーシステムへの応用も研究されています。

生分解性が低い点が環境負荷として指摘されており、代替素材の開発も進んでいます。

使い方・例文

紙おむつを切ると出てくるサラサラした白い粉がポリアクリル酸ナトリウムの粒子で、水を含ませると一気に膨潤してゲル状になる様子は、理科の授業やSNSの実験動画でもよく取り上げられます。

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