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ハドソン湾とは?

はどそんわん

ハドソン湾とは、カナダ北東部に広がる世界最大級の内海で、大西洋に接続する広大な浅い湾です。

ハドソン湾は、カナダ北東部に位置する巨大な内海で、面積は約83万平方キロメートルに達し、世界最大級の湾のひとつとして知られています。東はケベック州、西はマニトバ州・オンタリオ州、北はヌナブト準州に囲まれており、南端のジェームズ湾を含めるとさらに広大な水域を形成します。

この湾は17世紀初頭に北西航路を探索していたイギリスの探検家ヘンリー・ハドソンが探索したことからその名が付けられました。ハドソンはその後も航海を続け、1611年に乗組員の反乱により水上に遺棄されたとされます。

ハドソン湾の特徴としては次の点が挙げられます。

  • 平均水深が約125メートルと比較的浅く、海底は先カンブリア時代の岩盤に覆われている
  • 毎年冬季(12月〜6月ごろ)には湾全体が結氷し、砕氷船なしでは航行できない
  • ホッキョクグマやセイウチ、ベルーガ(シロイルカ)など北極圏の野生動物の生息地となっている
  • 湾岸には先住民族のクリー族やイヌイット族が長年にわたり定住してきた

ハドソン湾は歴史的にも重要で、かつてはハドソン湾会社による毛皮貿易の中心地として栄えました。現在は環境変動の影響を受けやすい地域として、海氷面積の縮小や生態系の変化が観測されており、気候科学の研究対象として国際的な注目を集めています。

使い方・例文

地理の授業でカナダの地形を学ぶ際に、ハドソン湾はカナダ本土をほぼ二分するような大きな内海として地図上に登場します。

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