ベックとは?
べっく
ベックは、1990年代にアメリカで登場したミュージシャンで、ロック・フォーク・ヒップホップなどを自在に融合させた独創的な音楽スタイルで知られます。
ベック(Beck、本名ベック・デイヴィッド・ハンセン、1970年〜)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス生まれのミュージシャン・シンガーソングライターです。芸術家の家系に育ち、多様な音楽環境の中でギター・ハーモニカ・スライドギターなど複数の楽器を習得しました。
ベックが一躍注目を浴びたのは1993年のシングル「ルーザー」です。アコースティックギターのブルース、サンプリング、ラップを組み合わせた奇妙でユーモラスなこの曲は大ヒットし、翌年のアルバム『メロウ・ゴールド』でメジャーデビューを果たしました。以後、作品ごとに大胆にスタイルを変え、一つのジャンルに収まらないアーティストとして評価が定着しました。
主なアルバムとその特徴は以下の通りです。
- 『オデレイ』(1996年)——ヒップホップ・ファンク・フォークが混在した代表作でグラミー賞受賞
- 『ミュートロン』(1998年)——打って変わってメロウなソウル・R&B路線
- 『シー・チェンジ』(2002年)——失恋体験を綴った内省的なフォーク・アルバム
- 『モーニング・フェイズ』(2014年)——グラミー賞年間最優秀アルバム賞受賞
ベックはポストモダンな音楽的雑食性の象徴として語られ、1990〜2000年代のインディーロック・オルタナティブシーンを代表するアーティストの一人です。
使い方・例文
音楽の授業や批評では「ジャンルを超えた折衷的なアーティストの代表例」としてベックが挙げられることが多く、「ルーザー」は1990年代オルタナティブシーンを象徴する曲として紹介されます。
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