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ハゴロモ科とは?

はごろもか

ハゴロモ科とは、羽衣を広げたような美しい翅を持つ半翅目昆虫の科で、植物の汁を吸う小型の害虫を多く含みます。

ハゴロモ科(Flatidae)は、カメムシ目半翅目)の同翅亜目に属する昆虫の科です。「羽衣(はごろも)」の名のとおり、休止時に屋根型に開いた翅が美しい模様を呈するものが多く、淡い緑色や白色・橙色など色彩豊かな種が含まれます。

世界に1,000種以上が分布し、熱帯・亜熱帯地域に特に種多様性が高いグループです。日本にはアオバハゴロモ・ベッコウハゴロモなど数種が知られており、農地・庭園・林縁などで観察されます。

成虫・幼虫ともに植物の茎や枝に口吻を刺して師管液(篩管液)を吸います。幼虫は蝋物質でできた白いふわふわした糸状の物質を分泌・纏うことが多く、これが植物についていると綿のように見えることがあります。この蝋状分泌物は天敵からの防御に役立つと考えられています。

果樹や農作物・観葉植物に多数発生すると生育不良の原因となるため、農業害虫として扱われることがあります。一方で、その独特の外観から自然観察や昆虫写真の被写体としても人気があります。

使い方・例文

庭の木の枝に白い綿のようなものが付いていたり、美しい緑色の小さな昆虫が翅を屋根型に広げてとまっているのを見かけた場合、それはハゴロモ科の昆虫かもしれません。

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