ハエトリグサとは?
はえとりぐさ
ハエトリグサとは、葉が二つに閉じてハエなどの虫を捕まえる仕掛けを持つ食虫植物の代表種です。
ハエトリグサ(蠅取草)は、モウセンゴケ科ハエトリグサ属に属する多年生の食虫植物です。学名はDionaea muscipulaで、北米東海岸(アメリカのノースカロライナ州とサウスカロライナ州)の湿地帯のみに自生する、非常に限られた分布域を持つ植物です。
ハエトリグサの最大の特徴は、葉の先端に発達した「捕虫葉」です。捕虫葉は二枚貝のような構造で、内側に感覚毛(トリガーヘア)が3本ずつ生えています。虫がこの感覚毛に2回以上触れると、素早く(0.1秒以内)葉が閉じて虫を捕らえます。捕まえた虫は消化液で分解され、窒素などの栄養分として吸収されます。これは栄養分の乏しい湿地環境での生存戦略です。
栽培では日当たりの良い場所と高湿度が必要で、土は水苔や砂など栄養分の少ないものを使います。肥料を与えると根が傷みやすいため基本的には不要です。葉に不必要な刺激を与えると消化エネルギーを消費して弱るため、むやみに触れないようにします。
ハエトリグサは食虫植物の中でも特に知名度が高く、理科の授業や自由研究の対象として親しまれています。チャールズ・ダーウィンは「世界で最も不思議な植物のひとつ」と表現しました。
使い方・例文
理科の授業や自由研究で食虫植物の仕組みを調べる際によく取り上げられ、ホームセンターや園芸店でも観賞用として販売されています。
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