トルマリンとは?
とるまりん
トルマリンとは、複雑なケイ酸塩鉱物の総称で、豊富なカラーバリエーションと圧電性・焦電性が特徴の宝石鉱物です。
トルマリン(Tourmaline)は、ホウ素を含む複雑な環状ケイ酸塩鉱物のグループ総称です。化学組成が非常に複雑で、鉄・マグネシウム・アルミニウム・リチウムなどの元素の組み合わせによって多様な変種が生まれます。代表的なものにはショール(黒色)、エルバイト(多彩な色)、ドラバイト(褐色)などがあります。
トルマリン最大の魅力の一つはその色の豊富さです。無色・黒・赤・ピンク・緑・青・黄・オレンジ・紫など、宝石の中でも特に多彩な色を示し、一つの結晶の中で複数の色が現れる「バイカラー」や、緑の外側とピンクの中心を持つ「ウォーターメロントルマリン」などが珍重されます。
物理的性質としては次の点が特筆されます。
- モース硬度7〜7.5で比較的硬く、宝石として扱いやすい
- 圧電効果:圧力を加えると電気が発生する(センサー・電子部品への応用)
- 焦電効果:温度変化によって電気が生じ、静電気を帯びる
産地はブラジル・スリランカ・マダガスカル・ナイジェリアなどが有名で、パライバトルマリン(ブラジル産のネオンブルー系)は特に高価な宝石として知られています。ジュエリーとしての需要が高い一方、工業用途としてもその電気的性質が活用されています。
使い方・例文
「ウォーターメロントルマリンは、輪切りにするとスイカのように外側が緑・内側がピンクの美しいグラデーションを見せる宝石です」という説明でよく登場します。
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