リチウムとは?
りちうむ
リチウムとは、最も軽い金属元素の一つで、リチウムイオン電池の材料として電気自動車やスマートフォンに欠かせない資源です。
リチウム(元素記号:Li、原子番号:3)は、周期表第1族に属するアルカリ金属元素で、金属の中で最も密度が小さい(軽い)ことが特徴です。柔らかく銀白色の金属で、空気中や水と反応しやすいため、通常は石油中に保管されます。
リチウムの主な特性と用途は次のとおりです。
- リチウムイオン電池:スマートフォン・ノートPC・電気自動車(EV)の主要電源として広く普及しており、エネルギー密度が高く繰り返し充電できる点が強み
- 医薬品:炭酸リチウムなどの化合物は、双極性障害(躁うつ病)の治療薬として使用される
- 核融合・核技術:核融合反応の燃料候補の一つとして研究されている
- 潤滑剤・合金:グリースの増稠剤や、アルミニウム合金の改質材として使われる
電気自動車の普及拡大を背景に、リチウムの需要は世界的に急増しています。主な産出国はオーストラリア・チリ・アルゼンチンなどで、特に南米の「リチウムトライアングル」と呼ばれる地域に大規模な塩湖埋蔵量があります。資源の偏在から「21世紀の石油」とも称され、各国が確保に動いています。
採掘に伴う環境負荷や資源をめぐる地政学的問題も議論されており、リサイクル技術の開発が急務となっています。
使い方・例文
「スマートフォンに内蔵されているリチウムイオン電池は、軽くて大容量なのが特徴です」「電気自動車の普及でリチウムの需要が急増し、資源確保が国際的な課題になっています」のように使います。
この用語をシェア
最終更新: